メタップスはMBOで株式を非公開化することを発表した。買収目的会社のOdessa12がTOBを行い、最大約149億5500万円で全株式を取得する。買付価格は1株につき889円で、TOB公表前営業日の終値642円に38.47%のプレミアムを加えた。買付期間は2月14日~3月29日。M&Aアドバイザーとしては、メタップスが再成長に向けた施策を実行するために非公開化を選択したことは理解できると思われる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。