メガチップスは、米国と台湾の子会社であるスマート・コネクティビィティ事業部門を、半導体製品設計・開発のケイマン諸島Kinetic Technologiesに約27億5000万円で譲渡することを決定した。譲渡予定日は2019年12月で、MCAは解散するが、米国内の別のグループ会社を拠点に事業活動を継続する。M&Aアドバイザーとしては、メガチップスの事業構造改革による事業部門の譲渡は、今後の事業成長に向けた重要な一歩であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。