ミヤコは経営陣による買収を受け入れて非公開化することを発表した。ツカダ興産がTOBを実施し、最大約19億8900万円で全株取得を目指す。買付価格は1株あたり1325円で、TOB公表前日の終値930円に42.47%のプレミアムを加えた。買付期間は2月5日~3月23日までの31営業日。ミヤコは戸建住宅、マンション向けの給排水金具などの開発を主力とし、製造は外部委託するファブレス企業。M&Aアドバイザーとしては、ミヤコが事業環境の厳しさを見据えて非公開化に踏み切ったことは理解できるが、買付価格が適正かどうかは慎重に検討する必要がある。