マルハニチロは、子会社の大都魚類に対してTOBを実施し、同社を完全子会社化することを発表した。買付総額は25億9000万円で、買付価格は1225円。大都魚類はマルハニチロの水産商品の販売を受託しており、上場廃止となる見込み。M&Aアドバイザーとしては、マルハニチロがグループの水産物サプライチェーンを再構築し、経営の効率化を図るために、このTOBを実施したと考えられる。