マネーフォワードはSaaS向けリード獲得メディア「BOXIL」を運営するスマートキャンプの株式72.3%を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は19億9800万円で、取得予定日は2019年11月末。BOXILは月間1000万以上のPVを持ち、登録会員は12万人以上で、SaaS導入を検討するユーザーに最適なサービスを提供する。マネーフォワードはBOXILのマーケティングノウハウを活用し、自社の会計ソフト「マネーフォワードクラウドシリーズ」の新規顧客獲得を促進する。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:マネーフォワードは、BOXILの取得により、SaaS市場におけるリード獲得の強化を図り、自社サービスの認知度向上を目指す戦略を打ち出した。今後は、BOXILのマーケティングノウハウを活用し、より効果的な顧客獲得を目指すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。