マナックは、中国子会社の南京八幸薬業科技有限公司の全株式を南京正源化工機械製造有限公司に譲渡することを決定した。南京八幸は中国でファインケミカル品を生産しているが、化学品製造環境の変化に伴い、同業の現地企業に譲渡することにした。譲渡価額は約3億2800万円で、譲渡予定日は2018年12月末日となっている。マナックは今後、中国での事業について曼奈科(上海)貿易有限公司を中心に展開する予定である。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:マナックは、中国での事業展開において、現地企業との協力関係を強化することで、市場における競争力を高めることを目指している。今回の譲渡により、マナックは事業のリスクを軽減し、より効率的な事業展開を実現することができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。