マクニカ・富士エレホールディングスは、台湾の電子部品商社Answer Technologyに対してTOBを実施することを決定した。買付予定数は発行済み株式数の50%(上限)~35%(下限)で、買付代金は約33億9000万~48億4000万円。Answer Technologyは1982年設立で、従業員約150人で、半導体製品、産業パソコン、ネットワーク・通信機器、半導体製造装置向け検査機器などを取り扱っている。マクニカはAnswer Technologyを傘下に取り込み、アジアでの事業拡大を加速させる。M&Aアドバイザーとしては、マクニカのアジアでの事業拡大戦略に合致する買収であると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。