ベクターはオンラインゲーム事業を譲渡することを決定した。競争の激化や市場の縮小により、業績が低迷していたためだ。譲渡先はライオンズフィルムで、譲渡価額は未定。譲渡予定日は2019年5月8日。M&Aアドバイザーとしては、ベクターが業績改善に向けて施策を講じたが、譲渡を決断したことで今後の事業展開に注目が集まると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。