プロルート丸光が、化粧品製造販売会社のオースディを全株式取得し、子会社化した。オースディはECサイト上で自社開発した化粧品を取り扱うDtoC販売に強みを持つ。取得価額は400万円。これにより、プロルート丸光は衣料品を中心とした商品群の直販シェアの拡大を狙う。

M&Aアドバイザーとしてのコメント：プロルート丸光のオースディ買収は、直販シェアの拡大に向けた戦略的な一手と言える。オースディの強みであるDtoC販売を活かし、化粧品事業の拡大を図ることが期待される。また、取得価額が比較的低いことから、リスクを抑えたM&A戦略を展開していると評価できる。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。