プロスペクトは、太陽光発電所を保有・運営する5子会社の全出資持ち分を売却することを決めた。譲渡先や価格は非公表で、2020年3月期決算に約5億5000万円の子会社出資金売却益を特別利益として計上する予定。売却する発電所は朝来、牛久、香取、仙台、徳次郎の5カ所で、稼働中の発電所は6カ所となる。M&Aアドバイザーとしては、プロスペクトが将来のキャッシュフローを見据え、最大利益を獲得できるタイミングでの売却を検討していたことから、今回の売却は戦略的な判断であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。