プロスペクトは、太陽光発電アセットマネジメントを手がける子会社PEMの全株式をJトラストに譲渡することを発表した。PEMの業務は、プロスペクトバイオマスに事業集約される。譲渡価額は1億2400万円で、譲渡予定日は2020年12月1日。両社に資本関係や取引はないが、プロスペクトの藤澤信義会長はJトラスト会長を兼任している。決済は2020年11月19日に完了した。
【M&Aアドバイザーのコメント】
この取引は、プロスペクトグループのスリム化戦略の一環として、PEMの業務を集約するために行われたものである。Jトラストは、太陽光発電アセットマネジメントに関心を持っており、この取引により、同社の事業拡大につながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。