プロスペクトは、不動産・商業施設建築事業を手がけるキーノートを株式交換で完全子会社化することを決めた。株式交換比率はプロスペクト1:キーノート2万6860で、株式交換予定日は2020年9月3日。プロスペクトは、これにより戸建住宅の販売や不動産関連のコンサルティング業務の拡充を目指す。一方、キーノートの親会社のKeyHolderはエンターテインメント事業に経営資源を集中する方針を打ち出したため、不動産関連のキーノートの売却を検討していた。M&Aアドバイザーとしては、プロスペクトが不動産事業の拡大を目指す上で、キーノートの買収は戦略的な一手であると言える。