ブリッジインターナショナルは、アイ・ラーニングの全株式を取得し、子会社化することを決めた。アイ・ラーニングはIT関連の研修に強みを持ち、足元では研修のオンライン化への出遅れや新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化に直面していた。ブリッジインターナショナルは、企業ニーズが高いDX人材育成研修、デザイン思考研修などのコンテンツを充実させ、自社のインサイドセールス事業との相乗効果を引き出すことを目指す。M&Aアドバイザーとしては、ブリッジインターナショナルが自社の事業拡大に向けて、アイ・ラーニングの強みを活かすことで、競争力を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。