ブリヂストンは、防振ゴム事業を中国の投資会社であるAZに譲渡することを決定した。譲渡価格は非公表で、譲渡完了は2022年内に変更された。新会社にはグループ内の関連事業会社が集約され、プロスパイラとして設立された。M&Aアドバイザーとしては、ブリヂストンが多角化事業の見直しを進める中で、戦略的な決断を下したことを評価する。また、中国市場における投資家との関係強化にもつながると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。