ブリヂストンは、豪州の鉱山車両用タイヤのライフサイクル管理サービスを提供するオトラコインターナショナルを子会社化することを発表した。この買収により、ブリヂストンは自社のタイヤとオトラコのデジタル技術を組み合わせ、同事業を強化する。取得価額は約66億円で、取得予定は2021年12月末となっている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
ブリヂストンの鉱山タイヤ・ソリューション事業の強化に向けた今回の買収は、同社の成長戦略に沿ったものである。オトラコのデジタル技術を活用することで、同事業の競争力を高めることが期待される。今後も、ブリヂストンは積極的なM&A戦略を展開し、事業の拡大を図っていくことが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。