ブリヂストンが、米国子会社を通じてアズーガ・ホールディングスを買収することを発表した。アズーガは、車両運行管理サービスを提供しており、ブリヂストンはこれをグローバル展開するための買収としている。買収額は約428億円で、2021年9月末までに完了予定。ブリヂストンは、2019年にもトムトムテレマティクスを買収しており、車両運行管理サービスに注力している。M&Aアドバイザーとしては、ブリヂストンのグローバル展開戦略に沿った買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。