ブランジスタがDugongの全株式を取得し、子会社化することを決定した。Dugongは、国内・海外の旅行、観光スポットやグルメ・ホテルなどの情報を発信するWEBメディアを運営しており、サービス開始から10カ月で月間1500万ページビューを達成した。ブランジスタは、Dugongを傘下に取り込むことで、主に集客面で「旅色」の媒体力強化を目指すとともに、広告収益の最大化や新たなビジネス展開を模索する。取得価額は5億3000万円で、取得日は2018年12月20日である。
【M&Aアドバイザーのコメント】
ブランジスタのDugong買収は、旅行情報に特化したWEBメディアを運営するDugongの媒体力を活かし、ブランジスタの電子雑誌業務の強化を図る戦略的な買収である。今後、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、新たなビジネス展開につなげることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。