ブシロードは傘下のブシロードウェルビーが手がけるフィットネスクラブ事業を譲渡することを決めた。譲渡先は新会社のソプラティコで、譲渡価額は非公表。ブシロードは2020年に旧ソプラティコを買収し、同事業に参入したが、新型コロナ禍の影響で業績が低迷し、撤退することになった。フィットネスクラブ事業の直近売上高は4億7400万円。M&Aアドバイザーとしては、業績低迷による撤退は悔しいが、事業計画との開きが大きくなっていたことから、早期撤退が適切だったと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。