フマキラーは、シンジェンタジャパンからフラワー事業を取得することを決めた。取得価額は非公表で、種苗代理店や花卉生産者、ホームセンター、公園事業者などに対し、フマキラーのガーデニング製品と同時提案することで事業拡大を目指す。フラワー事業の取得は、2021年4月1日に完了した。M&Aアドバイザーとしては、フマキラーがガーデニング市場での競争力を高めるために、フラワー事業の取得を決断したと考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。