フェローテックホールディングスが大泉製作所の子会社化を目的にTOBを実施することを発表。株式51%の取得を目指し、取得価額は総額27億6417万円。大泉製作所はTOBに賛同しており、買付価格は1株につき1300円で、買付予定数の上限は151万900株。買付期間は6月13日~7月25日。大泉製作所は温度センサーの開発・製造に強みを持つ企業で、東証グロース市場に上場している。M&Aアドバイザーとしては、フェローテックホールディングスが大泉製作所の技術力を活かし、事業拡大を図ることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。