ビーイングが、ソフトウエア受託開発のラグザイアを子会社化することを発表した。ラグザイアは、2007年から「Ruby On Rails」を利用したアプリケーション開発に特化しており、ビーイングは建設業向け業務用アプリケーションの開発・販売を主力とする。株式取得価額は約1億7900万円で、取得日は2019年5月14日。株式交換比率はビーイング1:ラグザイヤ123で、実行予定日は6月4日。M&Aアドバイザーとしては、ビーイングのIoT分野への進出による成長戦略の一環として、今回の子会社化が有効な手段であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。