ヒビノ、韓国Sama Soundグループ3社を子会社化へ。業務用音響機器販売・システム設計・施工を主力とし、競争力向上を目指す。取得価額や割合は未確定。取得予定日は2018年12月下旬。

ヒビノが韓国Sama Soundグループ3社を子会社化することで基本合意した。Sama Soundグループは業務用音響機器や楽器の輸入販売、システム設計・施工を主力とし、著名ブランドの商品を取り扱っている。ヒビノは音響機器販売・施工、映像製品の開発・製造、コンサートやイベントの音響・映像サービスを主力事業とする。株式の取得割合や取得価額は未確定で、取得予定日は2018年12月下旬。M&Aアドバイザーとしては、ヒビノがグローバル展開を経営課題に掲げ、韓国の同業大手を取り込むことで競争力向上につなげる戦略をとっていることが注目される。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。