ヒビノが防音設備工事のサンオーを全株式取得し、子会社化することを決定した。サンオーは防音設備製品の製造や騒音対策工事を主力としており、ヒビノは子会社の日本音響エンジニアリングを通じて騒音対策のコンサルティングサービスを提供している。取得価額は7000万円で、取得予定日は2019年8月1日となっている。M&Aアドバイザーとしては、ヒビノが騒音対策事業の育成を加速するために、サンオーを傘下に取り込むことは戦略的な決断であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。