ヒビノは、業務用映像・音響機器の輸入販売を手がけるテクノハウスの全株式を取得し、子会社化することを決定した。テクノハウスは、コンサートやイベント現場で使われる「Barco Folsom」ブランドの映像機器を主力取り扱い品とするほか、「Evertz」ブランドの放送機器も扱っている。ヒビノは音響機器を輸入販売し、音空間の設計・施工から音響システム販売、保守までワンストップで提供している。取得価額は非公表で、取得予定日は2018年12月3日となっている。

M&Aアドバイザーのコメント:ヒビノは、テクノハウスの取得により、音響や映像、ネットワークを含めた一体的なシステム提案力を強化することができる。また、デジタル技術の進歩により、音声・映像信号の伝送や圧縮記録方式の規格化が進む中、テクノハウスの技術力を活用することで、市場競争力を高めることができると考えられる。