パナソニックが、米ブルーヨンダーの株式80%を取得し、子会社化することを発表した。買収総額は約7800億円で、パナソニックは顧客企業の生産性向上などに向けたサプライチェーンマネジメント(SCM)サービスを強化し、世界規模で事業拡大につなげる。ブルーヨンダーは3000社を超える顧客基盤を持ち、AI・MLをベースとしたSCMサービスを提供している。2021年10~12月期までに買収完了を見込む。M&Aアドバイザーとしては、パナソニックがSCMサービスの強化により、競争力を高め、事業拡大につなげることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。