パスコは、米子会社Keystone Aerial Surveysの全株式をGeomniに譲渡することを決定した。Keystone Aerial Surveysは航空機を主体とした撮影・計測事業を手がける。譲渡価額は約32億円で、譲渡予定日は2019年7月31日。市場再編や競争激化、外資規制強化の見通しを踏まえ、会社を手放すことにした。M&Aアドバイザーとしては、パスコが市場の変化に対応するために、適切な判断を下したと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。