パイロットコーポレーションがマークスグループ・ホールディングスの株式69.7%を取得し、子会社化することを決めた。マークスグループは手帳、ノート、日記などのデザインステーショナリーやライフスタイルプロダクトを手がける企業であり、パイロットコーポレーションは筆記具を中心とした商品を扱っている。このM&Aにより、非筆記具事業の拡大が期待される。取得価額は非公表で、取得予定は2023年1月上旬。M&Aアドバイザーとしては、両社の商品やビジネスモデルの相性を見極め、シナジー効果を最大化することが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。