バンダイナムコホールディングスは、北米でのアミューズメント施設事業を譲渡することを決定した。新型コロナウイルス感染拡大の影響により業績が悪化し、今後も厳しい市場環境が続くと判断したため。譲渡するのは直営店34店舗、直営大型店1店舗、レベニューシェア760カ所の事業と関連する固定資産など。譲渡先は3社で、譲渡予定日は2021年3月31日。譲渡価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、新型コロナウイルスの影響により、アミューズメント施設事業を含む多くの業種でM&Aが増加していることから、今後も注目が必要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。