バローホールディングスが、富山県の食品スーパー「サンコー」を展開する三幸の株式81.6%を取得し、子会社化することを決定した。三幸は富山湾で水揚げされた新鮮な魚を扱うことが強みで、バローは同社を傘下に取り込むことで富山県内のシェア向上と「サンコー」の収益改善を目指す。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年2月28日。M&Aアドバイザーとしては、バローが地盤を拡大するために、地域密着型の企業を買収する戦略を取っていることが伺える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。