バルカーは、中国子会社の上海バルカーふっ素樹脂製品有限公司の51%の持ち分を深圳市沃特新材料股份有限公司に譲渡することを決定した。譲渡価額は約13億6000万円で、譲渡予定は2022年7~9月。M&Aアドバイザーとしては、バルカーが事業環境や国際情勢の変化を踏まえ、中国現地資本を入れることが必要と判断したことは、グローバルなビジネス展開において重要な戦略であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。