バリュエンスホールディングスは、中古品買取店NEO-STANDARDの全株式を取得し、子会社化することを決定した。NEO-STANDARDは1都5県で中古品買取店54店舗を展開しており、バリュエンスは同業を傘下に取り込み、グループの買取体制の強化を図る。取得価額は非公表で、取得予定日は2020年9月30日。バリュエンスは買取専門店「なんぼや」を中心に全国83店舗(5月末)を展開している。
M&Aアドバイザーのコメント:バリュエンスホールディングスは、中古品買取市場において、NEO-STANDARDの買収により、グループの買取体制を強化することで、市場シェアの拡大を目指す戦略を展開している。今後、中古品買取市場の競争が激化する中、バリュエンスグループは、買取店舗の拡大や、買取品目の多様化など、さらなる成長を目指すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。