トーホーは、シンガポールの業務用青果卸売会社Fresh Directと青果加工業を手がけるKitchenomicsの全株式を取得し、子会社化することを決議した。これにより、同国での事業拡大を目指す。FD社の株式取得価額は39億8000万円、KITO社の株式取得価額は4900万円で、株式取得予定日は2018年10月1日となっている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
トーホーの海外進出による事業拡大は、今後ますます加速することが予想される。今回のFD社、KITO社の子会社化により、同社の販路拡大につながることが期待される。ただし、海外進出には様々なリスクが伴うため、トーホーはリスクマネジメントにも注力する必要がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。