トヨタ紡織は、アイシン傘下のシロキ工業からインドネシアとインドにあるシート骨格機構部品の生産子会社2社を2023年度中に取得することを決定した。取得価額は未確定で、両社の株式80%を取得し、2025年までに残りの株式20%を取得する予定。これは、トヨタグループがトヨタ自動車向けのシート骨格機構部品の開発・生産機能をトヨタ紡織に移管する一環である。M&Aアドバイザーとしては、トヨタグループ内での生産機能の統合による効率化が期待されると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。