デジタルハーツホールディングスは、IT人材登録プラットフォーム事業を手がけるアイデンティティーの全株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は16億1500万円で、取得予定日は2021年6月30日。アイデンティティーはフリーランスのIT人材を対象にマッチング、紹介・派遣事業を展開しており、業界トップクラスのフリーランス求人案件数を誇る。アイデンティティーは、IT人材採用支援事業について会社分割で設立する新会社に移管する。M&Aアドバイザーとしては、デジタルハーツホールディングスがIT人材を確保するために、アイデンティティーを買収することで、グループ成長のカギを握ると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。