デジタルハーツホールディングスが、ソフトウエア評価・検証事業を会社分割により取得することを決定した。ソーバルはソフト開発やAIの事業拡大に注力するため、品質評価事業を分割することにした。両社は相互補完的な関係を構築し、事業規模や顧客基盤の拡大を目指す。取得価額は3億8000万円で、取得予定日は2022年8月1日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:デジタルハーツホールディングスの今回の取得は、ソフトウエア評価・検証事業において強みを持つソーバルの技術力を取り込むことで、自社の事業拡大につなげる戦略的なM&Aであると言える。両社の相互補完的な関係を活かし、今後の事業拡大に期待が持てる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。