デクセリアルズと日本政策投資銀行は、光半導体メーカーの京都セミコンダクターを子会社化することを決定した。デクセリアルズが株式の81.1%、DBJが残りの18.9%を取得し、新製品・新技術の共同開発や販路の相互活用による相乗効果を見込む。取得価額は88億円で、取得予定日は2022年3月24日。京都セミコンダクターは高輝度LEDの開発で草分け企業の一つとされる。デクセリアルズは自社の微細加工技術と京都セミコンダクターの半導体設計技術を組み合わせて新たな事業成長を目指す。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:デクセリアルズとDBJの共同子会社化により、京都セミコンダクターの技術力とデクセリアルズの微細加工技術が組み合わされ、新たな事業成長が期待される。また、販路の相互活用による顧客基盤の拡大も見込まれる。今後、両社の協力により、光半導体分野における新たな技術革新が期待される。