テノ・ホールディングスが、名古屋市の保育園運営やベビーシッター事業を展開するオフィス・パレットの全株式を取得することを決定した。取得価額は8億500万円で、取得予定日は2020年12月1日。しかし、後に資産、負債を精査した結果、取得価額を7億7900万円に変更したと発表された。テノは保育事業を主力の一つとしており、オフィス・パレットの傘下化により中部エリアへの進出を本格化する。M&Aアドバイザーとしては、今後も保育業界のM&Aが活発化する可能性があると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。