テクノホライゾンが名古屋電機工業の実装プリント基板の検査装置事業を取得することを決定した。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年10月1日。テクノホライゾンの子会社が半導体洗浄装置を手がけていることから、相乗効果や新規顧客の開拓が期待される。名古屋電機工業は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、検査装置事業の経営環境が厳しさを増していたため、譲渡を検討していた。

【M&Aアドバイザーのコメント】
テクノホライゾンの今回の取得は、半導体洗浄装置を手がける子会社との相乗効果を期待し、新規顧客の開拓を目的としていることが明らかになっている。M&Aにおいては、相乗効果やシナジー効果を見据えた戦略的な買収が重要となる。今後も、企業の戦略に合わせたM&Aが増加することが予想される。