テクノスジャパンが、CRM企業のアックの全株式を取得し、子会社化することを決定した。アックは、米セールスフォース・ドットコムのクラウド関連サービスとERP関連サービスを提供しており、ビッグデータの活用が経営課題となる中、CRM分野の重要性が高まっている。取得価額は3億2200万円で、取得予定日は2020年1月10日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:テクノスジャパンのアック買収は、CRM分野における事業強化を目的としたものであり、ビッグデータの活用が進む中、顧客関係管理の重要性が高まっていることから、戦略的な買収と言える。今後、テクノスジャパンはアックの技術やノウハウを活用し、CRM分野における競争力を高めることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。