テクノスジャパンは、ERPやCRMのクラウドインテグレーション事業を手がける米Lirikの株式95%を取得し、子会社化することを決定した。Lirikは2015年に設立されたスタートアップ企業で、インドに開発拠点も持つ。株式取得価額は約3億6900万円で、取得予定日は2018年6月18日。テクノスジャパンは、北米市場でのビジネス展開を加速させるため、成長性に富む企業を取り込んでいる。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:テクノスジャパンのLirik買収は、同社の北米市場でのビジネス展開を加速させるための戦略的な決定である。LirikのERPやCRMのクラウドインテグレーション事業は、テクノスジャパンの事業拡大に貢献することが期待される。また、インドに開発拠点を持つLirikの技術力を活用することで、テクノスジャパンのグローバル展開にもつながる可能性がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。