ティーガイアが富士通パーソナルズの携帯電話販売事業を約286億円で買収することを発表した。富士通は新会社を設立し、全額出資する。富士通パーソナルズはNTTドコモの一次代理店として全国にドコモショップを持ち、2020年3月期業績は売上高412億円、営業利益10億8000万円、純資産30億3000万円だった。ティーガイアは携帯販売最大手としてのポジションを強化する。取得予定日は2020年11月2日。M&Aアドバイザーとして、今後もティーガイアの成長戦略に注目したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。