ツムラは、中国の中成薬メーカーである陝西紫光辰済薬業有限公司の全持ち分を約48億5400万円で取得し、子会社化することを決めた。中成薬は中国の伝統医学に基づいた薬剤であり、ツムラは漢方薬で培った生産技術やノウハウを生かせると判断している。取得予定は2023年4月下旬。M&Aアドバイザーとしては、ツムラの中国市場拡大に向けた戦略の一環として、中成薬メーカーの買収は妥当な選択であると評価できる。