ダントーホールディングスは、カリフォルニア州の住宅金融会社SRE Mortgage Allianceの第三者割当増資を引き受け、子会社化することを決めた。取得価額は約14億9600万円で、所有割合は50%となる。SREは1994年に設立され、住宅ローンと不動産業の2種ライセンスを持つ。ダントーは不動産関連事業を新たな収益源に育てる方針を打ち出しており、この一環としての取引となる。M&Aアドバイザーとしては、ダントーの経営立て直しに向けた戦略の一環として、不動産関連事業の強化が重要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。