ダイドーグループホールディングスは、マレーシア子会社のDyDo DRINCO Malaysia Sdn.Bhd.の全株式をシンガポールのM&Aコンサルティング会社に譲渡することを決めた。譲渡価格は約255円で、譲渡予定日は2020年10月20日。ダイドーグループは2015年にマレーシア市場に参入し、自社ブランドの拡販に乗り出したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績が低迷し、譲渡を決断した。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:新型コロナウイルスの影響で、多くの企業が業績低迷に陥っている中、ダイドーグループの決断は現実的であると言える。今後は、事業再編や新たな市場参入など、企業の戦略的な判断が求められる時期である。M&Aアドバイザーとして、企業の成長戦略を支援していきたい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。