オフィスコーヒーサービス大手のダイオーズが、国内投資ファンドのインテグラルと組んでMBOで株式を非公開化することを発表した。買付代金は最大約110億円で、買付価格は1株につき1500円である。買付期間は9月2日~10月18日で、決済の開始日は10月25日となっている。ダイオーズはグローバルガバナンス体制の再構築や事業構造改革を迅速・機動的に進めるために非公開化が望ましいと判断した。M&Aアドバイザーとしては、今後のダイオーズの成長戦略に注目し、投資家にとって魅力的な企業に育てることが重要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。