廃棄物リサイクル・処理大手のタケエイとリバーホールディングスが経営統合することで基本合意した。10月1日付で共同持ち株会社を設立し、業界のリーディングカンパニーを目指すとともに、廃プラスチックなどによる廃棄物発電、新たなリサイクル技術の開発を推進する。共同持ち株会社の名称は未定で、売上規模は両社単純合計で約715億円。海外展開も視野に入れて早期に1000億円企業を実現する。統合後の共同持ち株会社が東証1部に上場する予定で、タケエイとリバーHDは上場を廃止する。M&Aアドバイザーとしては、廃棄物処理業界の競争が激化する中、経営統合によるシナジー効果を最大限に引き出し、グローバル展開にも注力することが重要だと考えられる。