タケエイは、木質バイオマス発電事業の市原グリーン電力の株式85.1%を取得し、子会社化することを決めた。また、循環資源の株式30%を三井E&Sエンジから取得し、持ち分法適用関連会社とする。取得価額は約53億円で、取得予定日は2020年4月30日。M&Aアドバイザーとしては、タケエイが再生可能エネルギー事業に力を入れる中、木質バイオマス発電事業の市原グリーン電力の取得は戦略的に重要な一手であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。