ソラストは、JR西日本傘下の介護事業会社であるポシブル医科学の株式96.63%を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は13億3500万円で、取得予定日は2023年7月3日。ポシブル医科学は、関西圏で57事業所を運営しており、ソラストは2030年までに介護サービスエリアを3倍に拡大し、地域トータルケアを推進する計画を立てている。これは、今年5社目の介護事業者の買収である。M&Aアドバイザーとして、ソラストの積極的なM&A戦略は、地域トータルケアの実現に向けた重要な一歩であると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。