ソフトバンクは、インターネット広告のイーエムネットジャパンを子会社化するために、TOBを実施することを発表した。買付代金は17億8573万円で、議決権ベースで約41%の株式を取得し、全5人の取締役のうち3人を派遣する。イーエムネットジャパンはTOBに賛同しており、マザーズ上場は維持される予定。買付期間は5月24日~6月21日で、公開買付代理人は野村証券。M&Aアドバイザーとしては、今後もソフトバンクのM&A戦略に注目が集まると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。