ソニーグループは、36億ドル(約4140億円)で米ゲーム開発会社バンジーの全株式を取得し、子会社化することを発表した。バンジーは「ヘイロー」「デスティニー」などの人気ゲームシリーズを持ち、ソニーは自社の家庭用ゲーム「プレイステーション」の利用者拡大につなげる狙いがある。買収後もバンジーは独立したゲーム開発スタジオとして運営される。ゲーム市場が拡大する中、大型M&Aが熱を帯びている。M&Aアドバイザーとしては、ゲーム市場の成長が続く中、今後も同様の動きが見られる可能性がある。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。